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何をするのか、具体的にわからない

先日、練習会を運営していて気付いたことがありました。

 

2級面接試験で問われていることは、細目や評価区分を見ればわかる。

だけれども、何をしたらいいのか、わからない。

そんな状況が、受検生から見えるのです。

関係構築が大切なのは、わかる。

だから、一生懸命傾聴している。

つもりである。

そんな感じですよね。

 

インタビューのように、質問攻めにしてはいけない、ということはわかる。

だけれども、じゃぁ、何を聞いたらいいのかはわからない。

状況確認ではなく、気持ちを聞かなければいけない、ということはわかる。

でも、気持ちを話してくれない人には、どうしたらいいのか、わからない。

 

実際に、標準レベルなどの養成講座に通っても、「何をするのか」を具体的には教わっていないせいだと思います。

そして、合格する、60点に到達する、というレベルが、どこにあるのかも、わかっていません。

「あるべき姿」が思い描けないからこそ、すべきことが具体的にはわからない、のではないでしょうか。

 

この状態は、やはり一度、誰かにきとんと見てもらう必要があるのかな、と思います。

受検生同士のフィードバックには限界がありますし、たとえ合格された方に見てもらったとしても、「本質の理解」をされていなければ、「なんとなく」いいか悪いか、でしか、判断はできないでしょう。

 

6月に、私自身がキャリアコンサルティング(2級試験用事例で20分)を実施した、モデルロールプレイの録音音源を聞きながら、気づきを得て、理解を深める、という対策講座を開催する予定です。

論述試験の前でもありますので、論述の対策もパックされています。

 

気になる!という方は、ぜひ、お問い合わせください。