先日、いつも私にお仕事をご紹介して下さる社労士さんと、お電話でお話しする機会がありました。
今までお伺いした事業所さまへ、キャリアコンサルティングを実施した感想をお聞きしているそうです。
「いかがでしたか?」と。
今のところいつも、良いフィードバックをいただけているそうです。
事業主の方が、キャリアコンサルティングを受けた従業員に対して、「どうだった?」と聞くと、「いい時間でした。良かったです。」と言ってくださっているようなのです。
また事業主様からも、従業員のやる気が出て、受けさせて良かった!というお声もいただいているとか。
私自身が気をつけていることとしては、現在のお仕事を丁寧にお聴きし、強みをキャッチし、そこを承認し、頑張られていることに敬意を表す、ということです。
ご自身の中で、「そうでもないと思う…」という部分があったにしても、です。
私は上司ではありません。
そのお仕事に精通しているわけでもありません。
でも、第三者だからこそ、業務内容そのものではなく、その方の本質を捉えた強みの承認がいいのだろうと感じています。
そういったやりとりを通して、今までの自分に自信をもっていただく、自己効力感をあげていただく、ということができているのではないかと考えます。
そして、そのやりとりがあるからこそ、ラポールが形成されるのかな、とも思います。
このラポールが、その後の、弱点や苦手ポイント、課題などの展開をスムーズにしていくのです。
このあと、どんなふうに働いていきたいのか、ご自身で考え、お話ししてくださいます。
そのために、何が足りないのか、という検討もスムーズです。
50分程度のキャリアコンサルティングの中で、その方の未来に向けた、しかも、なりたい姿に向けた宿題を共有して、終わることができています。
試験とは少し違うのだと思いますが、やっぱり、問われていることや本質は同じだと、このところ実感しています。
この、相談者を尊重しながら進めていく私のスタイルが、従業員の方、事業主の方に認めていただいている。
それが感じられて、嬉しい電話となりました。
これからも、視野を広げ、知見を深め、よりよい「提供力」をつけていかなければ、と決意を新たにしました。
そういえば…。
先日の面談でお会いした方。
私より少しお姉さんの方でした。
とても楽しくお話を聴かせていただき、本当に尊敬できる生き方をされていました。
それをしっかりお伝えして、良い時間を過ごせました。
帰りがけに、「もう会えないのかしら。さみしいわ。」とおっしゃっていただき。
嬉しいフィードバックをいただけました。
自分の選んだ、楽しく、また誇りを感じられるこの仕事を、大切にやっていこう、と幸せな気持ちで帰路につきました。
○○社労士事務所のMさん、Nさん。
これからもよろしくお願いいたします。
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