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高い壁

第18回試験の結果が発表になりました。

今回は、かなり高い壁となったようで、合格率は13.58%でしたね。

過去最低ではないでしょうか。

つらい結果になった方も多かったと思います。

というか、86.42%の方が、涙をのんだのですよね…。

 

教え子からの報告も、辛いメールが増えている気がします。

私が指導したからといって、必ず合格できるわけではありません。

それは、私としても辛いところです。

 

ただ今回、面接試験が到達された教え子の点数は、かなり高いんですよね。

残念ながら、論述で落としてしまった教え子もいるのですが、

総合点としては、67点以上の方が多くおります。

トータル70点超えの方も。

私が常々、指導では言わせていただいている、関係構築70点というハードル。

ここを超えた方が、多数おられました。

これは嬉しいことです。

 

実技試験は、面接だけでも論述だけでも合格になりません。

両方が到達して初めて、合格になれます。

私もこれで、何度も泣いているわけです(笑)

 

今回の論述試験。

私は実際に解答を書いております。

(ブログの過去記事にあると思います。)

実際に解いてみて、「難しい」という印象でした。

やはりそれが、論述で落としている教え子が多い、という結論ともつながるのかな、

と思います。

今まで、論述は到達し、面接で落としていた、という方が、逆転しているケースも

多く見受けられるようです。

なかなか、一筋縄ではいかない試験ですよね~。

 

今は、辛く、情けない気持ちでおられる方も多いかと思います。

ですが、ここで諦めてしまうのは、今までの勉強を無駄にしてしまいます。

いえ、実務的に言えば、今までの勉強は決して無駄ではありませんよ。

ただ、自分の中で、無駄だったと感じてしまうことが辛いと思うのです。

時間だけでなく、お金もですよね。

そして、諦めずに立ち向かうことだけが美徳でもありません。

それはそれで、みなさんの考え方ですし、価値観です。

私としては、この仕事をつづける以上は、自己研鑽が必要であるという点。

その自己研鑽の一つとして、資格試験を視野に入れること。

そんな考え方でもいいかな、と思います。

技能検定は本来、実際に業務についている方のスキルチェックの意味合いです。

(特に、工科系等の技能検定には、その傾向が高いですよね)

実際に業務についている中で、果たして技能は一定水準に達しているのか、

それをチェックしてもらう試験なわけです。

であれば、「合格だけを目指す」という日々の過ごし方ではなく、

実務力を上げる努力を日々行いながら、チェックしていただく機会を得る。

そんなふうには考えられませんか?

 

もし、諦めずにチャレンジしたい、という方がいらっしゃるのであれば。

ぜひ、課題を明確にし、ご自身のスキルアップを良い形で行ってください。

そのためのヒントとして、こういった振り返り会などにご参加いただければと思います。

 

午前中は、少人数制となっており、ご自分の面談のクセや弱点を明確にし、

今後の学習ポイントを見つけ、目標を立てていく場として開催します。

3時間ですので、3人までの受付です。

3時間で3人ですが、全員、一緒の場にいます。

ほかの方のスーパービジョンも、学習の場としては高い効果がありますので。

午後は、みんなでの振り返り会です。

受検生同士でのディスカッションも含め、さまざまな気づきを得てください。

こちらは、これから受検を目指すという方にも、いい時間になると思います。

 

どんな講座に参加し、どんな講師を信頼するか。

これも難しい選択ですよね。

そのためのお試しとして、ご利用いただいてもいいかな、と思います。

開催が千葉ですので、遠方の方もいらっしゃると思います。

ですが、遠くから参加の方も多くいらっしゃいます。

ぜひこの機会に、「誰かの意見」を参考にしてください。