今を精一杯

自分は今、短大生対応のお仕事をさせていただいています。

またほかに、企業にお勤めの方へのキャリアコンサルティングや、労働局主催の就職支援セミナーで講師登壇しています。

 

仕事以外では、技能検定1級の取得を目指し、日々、努力をしています。

思うように表現できず、落ち込むことも多々ありますが、仲間との学びはとても充実しています。

 

もちろん、妻であり母でもありますので、家庭のことや子育ても一生懸命です。

子どもたちは大きくなり、さほど「子育て感」はありませんが、就職活動を控えた大学3年生と、これから受験を考える高校2年生です。

なかなか、親としても佳境に入ってきたな、という感じです。

夫は、毎日毎日、忙しくお仕事をしており、帰宅も遅く、疲れもたまっていると思います。

ちゃんと労うことは、忘れずに接しているつもりです。

若干、主婦業がおろそかになることもありますが、家族仲良く、良い人生を送れているな、と幸せを感じている毎日です。

 

 

そんな中。

実母が病に倒れまして、入院を余儀なくされました。

 

あと24年もすれば、今の母と同じ年齢になる自分。

その時、悔いの残る人生にはしたくないな…と思いました。

母には、たくさんの悔いが残っているようでした。

(突然だったせいもあります)

 

 

シャイン先生の、Can(できること)、Will(やりたいこと)、Must(やらなければならないこと)をご存知ですよね。

キャリアを考えた時には、一般的にベースにしやすいモデルだと思います。

でも、キャリアにとどまらず、自分の人生において、また、日々の暮らしの中でも、この3つは欠かせない視点であると、感じます。

やらなければならないことを忘れず、だけれども、自分のできることを発揮し、やりたいことをかなえる毎日を、大切に生きていこうと思いました。

 

私がすべきことは、仕事を一生懸命やることや、家族のために手をかけることがあります。

勉強もやりたいです。

でも今、少しずつそれらを減らし、母の病室に通える時間を増やしています。

そのために、家族の協力ももらっています。

 

悔いのない人生は難しいのかもしれない。

でも、少しでも悔いは減らしたい。

今までの人生で、たくさんの悔いがある。

もうあまり、増やしたくはない。

 

母がいるから、私の人生がある。

10歳までしか、育ててもらっていない事情はある。

甘え足りない、満たされない、許せない思いはある。

でも。

産んでくれてありがとうの思いを、これから少しずつ、母に返していこうと思います。

 

今を精一杯。

それが、これからの自分をつくる。