先日、働いている短大で行事がありました。
その行事は、就職活動・進路選択に入る前に意識喚起を行えるようなものです。
そして、終了後には、振り返りのレポートを記入・提出してもらうことにしておりました。
学生たちはみな、きちんと行事に集中し、自分なりの今の考えを書いています。
これから自分は就職活動がスタートする、ということに対し、前向きにスイッチの入った学生が多いようでした。
そんな中、何も書いていない学生がいました。
少し話をしましたが、その学生の心には、私の思いは伝わらないようでした。
残念だな…という思いと、なんでだろう?という不思議な感覚とありました。
必ずしも、すべての学生が私を信頼してくれるわけではない。
必ずしも、すべての人と分かり合えるとは限らない。
私のこの思いが伝わるとは限らない。
そして、みんなの気持ちを必ず私が理解してあげられるとは限らない。
そんな当たり前のことを目の当たりにし、少しショックで、少し憤りを感じる日となりました。
自分の子どもと同じくらいの年齢。
考え方が大きく違うのは当たり前。
だからといって、「立場」を振りかざしてしまった自分に少し自己嫌悪。
この先きっと、あの学生とは分かり合えないのだろうな、と諦めてしまっている自分にも、自己嫌悪。
100%はありえないと思いつつ、ありえないと決めて諦めている自分が、ちょっと許せない。
そんな学生対応でした。
それでも、頑張りたいと思います。
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