
関係構築には傾聴は欠かせません。
では、傾聴って何でしょうね。
受容をして、共感をして…。
ですか?
確かにそれも、傾聴には欠かせませんし、関係構築には重要です。
でも、受容や共感というのは、私たちキャリアコンサルタントの基本的な態度のことではありませんか?
ひょっとしたら、混同されているのかなぁ?と感じたので、今日は記事にしてみました。
お話をお聴きする時の、「基本的な態度」として、受容することや共感的に聴いていくことが大切です。
それは、関係を構築する時に必要ということではなく、面談の間はずっと維持していくことが求められています。
ですから、傾聴のスキルということに関わらず、常に相談者と対峙する時には必要な「態度」ですよね。
今日、自分の勉強会がありました。
そこで、お相手役の事例相談者さんに対して、30分ずっと、この「基本的な態度」を崩さずに過ごすことを大切にしてみました。
受容をし、共感的理解を示し、事例相談者さんがやろうとしていたことや相談者にたいする思いを支持し、それを活用するためにどうするか、不足を考える、という30分を過ごしました。
これが、キャリアコンサルタントに求められている、「基本的態度」だと感じたわけです。
傾聴は大切です。
でも、傾聴=関係構築という、単純なイコールではないような気がします。
支持し、尊重し、わかってもらえた、という感覚があってこそ、信頼関係が作られていくのだと思います。
「傾聴するぞ」という意気込みは大切ですが、まずは、自分の「基本的態度」を見直してみましょう。
その態度なくして、傾聴は成立しないように思います。
※戌年ですので、我が家で飼っていたワンコのびびちゃんを載せてみました。
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