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知識は技能の一部

今日、久しぶりに学科試験の勉強をしてみました。

とはいえ、過去問を解いてみただけですが。

 

到達ギリギリの点数程度しかとれませんでしたが、「学科のための勉強」をしていない状態になって3年が経ちますから、まぁ、まずまずでしょう。

油断することなく、あと数か月を過ごさなきゃいけませんね。

空いている時間には、1級だけでなく、2級、国キャリと、過去問をくまなく見ておこうと思っております。

 

さて。

過去問を解いていて感じたことを書いてみます。

 

理論やさまざまな知識を、ついつい学科試験クリアのために「暗記」していることだと思います。

もちろん、私にもそういった側面はありました。

ですが、「暗記」ではなく、「理解」するように心がけると、忘れないものです。

そして、「理解」した「知識」というのは、「技能の一部」であると考えました。

様々な法改正や研究結果、分析結果などから出題される部分に関しては、当然ですが、実務家としては知っておくべきことですよね。

それは、相談者さんに提供できる情報として、また、自分自身の引き出しに、重要なことがたくさんあります。

そしてそれは、実務の中で、相談現場で利用できる「知識」なわけです。

ということは、「暗記」すべき知識なのではなく、「知っていれば使える技能の一部」ともいえるのではないでしょうか。

 

学科試験に立ち向かう時、どうしても「暗記が苦手」なんて思ってしまう人は多いですよね。

私なんて、「そろそろ記憶力が衰える年齢…」って思ってしまいます。

ですが、むかーしむかしの英単語テストのように、試験の直前だけ覚えて、あとは忘れちゃう、でも構わない知識ではありませんよね。

覚えるのは一歩目。

そして、理解し、適切に出し入れできる情報として、整理ししまっておくものです。

これを、実際の相談場面ではどう使えるのかな、と考えながら学んでいくことで、単なる「暗記」ではない状態になり、覚えておけるように感じています。

 

だからこそ、3年ぶりに過去問に向き合っても、それなりにギリギリでいられたのかな、と思います。

(実際に、前回の学科試験では、78点でした。そんなにガリガリ勉強もしていなかったですが。)

 

覚えているから答えられる。

のではなく。

理解し、身についているからわかる。

を目指したいな。

 

そんなふうに感じた、過去問チャレンジでした。