学生の就職活動で、「元運動部員は内定を獲得しやすい伝説」って、ご存知ですか?
あくまでも、噂であって実状はどうなのかなぁ?と疑問がありました。
運動部員でなければ優秀ではない、というわけではありません。
運動部員なら、必ずしも内定をもらいやすい、とも思えません。
それでも、当校の学生を見ていて、あぁ一理あるのかもなぁと感じたことがありました。
今日、当校では学生自治会主体となって実施される、スポーツ大会がありました。
4科×2学年で、クラス対抗のスポーツ大会です。
種目は、フットサル、バスケットボール、バドミントンでした。
活躍している学生を見ていると、うん、すでに内定を獲得している学生が多い印象です。
伝説は本当なのだろうか?
ふと考えました。
運動部員に限らず、物事に対して前向きであったり、積極的であったり、周りを見る目を持っていたり、状況判断が的確であったり、という特徴があると、内定を獲得しやすい側面はあります。
その特徴が、なるほど、運動部に所属していると、身につきやすい傾向はあるのかもしれないな、と感じました。
自分が部下として育ててみたい、と思える新入社員は、どんなタイプだろう。
そう考えると、やはりそこには共通の特徴があるようにも感じました。
自分自身の価値基準だけで、学生を見てしまうのは良いことではありません。
ましてや、運動部なら大丈夫なんて、言いきれるものではありませんし。
それでも、彼らの「自ら」「積極的に」「意思を持って」活動している様子を見ていると、確かになぁと思うところは多かったですね。
先日、1年生にガイダンスを実施しました。
そこでは、「長所がない」とか「強みなんてありません」と悩むのは早いよ、という話をしました。
これからの学生生活の中で、いくらでも見つかるよ、と。
ただ漫然と過ごすのではなく、自分はどんな風に初めて学ぶ科目に取り組んでいくのか。
苦手だな、うまくいかないな、と感じたとき、どうやって乗り越えるのか。
ここに、キミたちの強みが隠されているんだよ、と伝えました。
そこに、「自ら」「積極的に」「意思を持って」実践している自分を感じてもらいたいな、と思います。
就職活動も中盤に入ってきました。
少しでも多くの学生が、希望のお仕事に就けるよう、私自身も「自ら」「積極的に」「意思を持って」学生を支援していきたいともいます。
コメントをお書きください