理論を活かすコンサルティング

自分自身が相談者の方と面談をしている時。

十分にお話を伺い、問題点を共有し、目標へと入っていき、一緒に対処方法を考える。

そういったプロセスを大切にしながら、進めているわけですが。

 

実際に、どこまで自分は理論を活用できているのだろう?と、ふと考えてしまいました。

 

昨日も、お仕事をされている方との面談をしていたのですが。

前半、お話を伺っている時には、カウンセリングの理論を用いて聴いていきます。

相談者の方の、感情や認知、そして行動についてを観察(アセスメント)しながら、です。

もちろん、受容と共感は土台です。

 

そのあとですね、ですから。

キャリア理論と言うのは、キャリアの課題解決や意思決定に向けて、様々な視点から対応していけるように、分類もなされていますし、それを知識として学んでいきます。

ただそれを、相談の現場で活用するのは、なかなか難しい気がしております。

どの理論でもいいというわけではなく、課題に合わせて、また相談者に合わせて、適切にチョイスしていきます。

その後、適切に活用できなければいけません。

うろ覚え…では、十分な効果がなされないと思うからです。

 

とっさに適切なものをチョイスする力を、これからも身につけていけなければ、と痛感しています。

 

日ごろ、学生対応をしている時ですら、特定因子論だけでは成り立たない現場です。

社会的学習論も重要です。

意思決定理論は当然ですね。

まずは、学生対応の中で自己成長してかなければ。

そして、お仕事をされている方との面談でも。

 

そのために、振り返りは重要ですね。

 

また、事例指導を受けに行こう。

自己研さんを忘れずに。