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ロールモデル

いよいよ、技能検定の試験日が近づいてまいりました。

今週末あたりには、そろそろ受検票も届くのではないでしょうか。

 

目前に迫った学科・論述試験に向けて、ラストスパート!という方も多いのではないかと思います。

論述については、やはり書いてみることが一番だと思います。

1時間という試験時間を、どうかうまく生活の中に見つけてもらって、何度でも「書く」ということにチャレンジしてもらいたいと思います。

学科については、もちろん、過去問題などにチャレンジされる場合は、ある程度のまとまった時間が必要かと思います。

でも、学科は隙間時間を利用することが可能です。

通勤電車の中や、ちょっとした休憩時間、お昼休みなど、折に触れて目にできる状態のものを、持ち歩けるといいのかなぁと思います。

私自身は、とりあえず、理論に関してはノートまとめをし、プリントとして持ち歩いています。

試験時間中、「あ…あれ、どこかで見たぞ?」という状態を、何度も経験しています。

見る、読む、などは、繰り返すことで脳に定着すると思います。

最後まで諦めずに、できることをしていきましょう。

 

とはいえ。

受検票と一緒に送られてくるであろう事例。

これを見てしまうと、一気にロールプレイに気持ちが引っ張られますよね!

難しい、苦手、なんていう事例があると、それだけで怖くなってしまう。

そんな人は多いと思います。

とりあえず今は、学科・論述に集中しましょう。

 

そして、論述試験に向けての学習というのは、絶対に面接試験にも役立つものです。

だって、同じ実技試験なのですから。

この逐語を面接で展開するとしたら…。

自分なら、このCL発言のあと、何を言うだろうか。

全部を読み終わった後、要約してみるとどうなるだろうか。

このCLが本当に訴えていたことは、何だろうか。

そのために、自分ができることは何だろうか。

どんなファーストステップであれば、このCLの思いを叶える策になるのだろうか。

 

そんなことを考えてみる。

また、口に出して語りかけてみる。

こういった学習も、面接対策としては重要です。

 

 

さて。

昨日は、ワンコイン練習会を開催しておりました。

1級受検メンバーが4人いましたが、会場内には、2級受検メンバーも8人、来ておりました。

最後の最後、私が実際に2級の事例を用いて、ロールプレイ20分にチャレンジしてみました。

う~ん、何ヶ月振りだろう。

第19回の時の、吉田さんでしたよ。

 

受検生はみんな、録音をセット。

(私のロールプレイは、録音可能です。もちろん、自主学習のために役立ててほしいからです。)

最後は少し誘導的になりました。

←振り返り後の改善点として、説明をしています。

←もちろん、どう改善するか、の改善策もお伝え済みです。

 

受検生が考えている傾聴と、私の話を聴いている様子があまりにも違い、驚いているようにも見えました。

言い換えや明確化をしっかり活用し、「そうなんです!」という言葉をいただく。

「私の気持ちを代弁してくれた」という発言もありました。

こういった「話を聴くスキル・技法」を適切に使用することで、関係性の深まりを意図していくわけですね。

 

少しでも、受検生にとってのロールモデルになれていたらいいなぁ、と思いました。

 

 

私にとってのロールモデル。

います。

いますけど…。

あまりにも大師匠すぎて、目指しようがない(苦笑)

それでも、少しでも近づけるよう、努力を続けたいと思います。

 

みなさんには、ロールモデルがいますか?