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逐語記録の読みとり方

試験まであとわずかとなり、ラストスパートですね。

仕事が終わってからの夜は、なかなか勉強の時間が割けない方も多いのではないでしょうか。

あまり遅くまで起きていては、翌日の仕事にも差し障りますし。

じれったいですよね。

そのお気持ち、とてもよくわかります。

体調を崩しては、元も子もないですし。

でも、無理もしないとこのままじゃ…という気持ちもあって。

私自身は、睡眠を重視しています(笑)

 

試験が日曜日ですので、とりあえず土曜日に頑張ろう…というところでしょうか。

 

そこで、今日は少し逐語記録をどう見ていくか、ということをお伝えしてみたいと思います。

これは、あくまでも私の考え方ですので、ご自身の取り組みとフィットするかどうかを考え、良さそうだな、と思えるならご活用ください。

 

逐語記録を読む際、みなさんはまず、CLの発言に着目されると思います。

これは、書き方その1でもお伝えしたかなと思います。

そのCLの発言をどう整理していくか、ということなのですが。

・時系列で整理する

・感情、認知(思考)、行動で整理する

この2つが有効かなと思います。

*1級の面談記録も、この考え方で整理しています。

 

それから、そういう悩みを抱えたCLに対し、CCとして何をどう捉えるのか、という視点をつなげていきます。

この2つを合わせて、「問題把握」と言いますよね。

ただ、これは「問題」というよりも、「問題状況」であると考えてみてください。

この2つを合わせた「問題状況」の先に、本当の「問題」があります。

 

この、「問題」を持っているからこそ、そういった悩みを持ち(問1)、その悩みは、様々なことに気づいていらっしゃらない、また不足されている(問2)からである。

というつながりです。

そして、「問題」をお伝えするなどして気づきを促し、そのためには問2の対処が必要である、ということまで納得いただけると、「目標」になるわけです。

 

あぁ。

伝えるのが下手な私…。

図解ナシで説明しているので、とてもわかりにくいかも知れませんね。

次回(第22回)の論述対策校では、分かりやすい資料を用意しようと思います。

もちろん、図解入りで。

 

ちなみに、「時系列で整理する」というのは、簡単です。

横線一本、ざーっと引いていただいて、CLの状況を時系列で簡単に書きこんでみることです。

そうすると、たとえばですが、入社時の気持ちや状況、転勤や異動の節目での気持ちや状況、などを書き起こすことで、CLにどんな変化があったのか、一目瞭然です。

この図に、逐語記録から読みとれる、CLの感情・認知(思考)・行動を書き加えていくことで、現在までのさまざまなことが整理されます。

そして、面談以降、どうなっていきたいから来ているのか、を考えてあげるキッカケにもなりやすいと思います。

 

わかりにくいよ!という方。

ぜひ、お問い合わせください(苦笑)