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全ケース体験対策講座を開催しました

1年ぶりに、全ケース体験対策講座を開催しました。

通常は、10セッションを10名定員で開催しています。

全員が、1回ずつ、すべてのケースにおいて、CC役とCL役を行います。

そして、そのCC役で私が指導をします。

 

今回は、お申し込み者が少なかった関係で、5名で打ち切りました。

そして、私の指導に加え、私のCC役も体感していただきました。

 

私自身も久しぶりの2級事例CCを行い、「うん。技能検定という枠組みの中であっても、安定した面談をすることは難しく、衰えないようにしなければならないな。」と実感しました。

 

実務と試験は、まったく同じというわけではなく。

かといって、全然違う、ということもない。

ニアイコール、というところでしょうか。

いくら実務で相談者の方に良い時間を提供できていたとしても、検定試験の枠組みの中でできるのか、というと、それは難しいことでもありました。

 

 

さて。

今回の事例で思うところはいくつもありますが、問題が開示されていない以上、ここに書くわけにはいきません。

ただ一点。

絶対に、「こうであろう」という決めつけはなさらないでください。

相談にいらしたCLさんの向こう側にいる人に、注力しすぎないようにしてください。

CLさんの環境というのは、CLさんのお悩みの解決に重要な資源になります。

ですが、われわれCCが、向こうにいる人の相談に乗るわけではないのです。

目の前にいる方に、意識を集中し、目の前にいる方を理解しようと努めてくださいね。

 

今週末から試験はスタートします。

今、机上でできることはなんでしょうか。

できることがあるなら、少しでも諦めずにいてくださいね。

録音を聞くこともいいと思います。

ただ、聞いてどうするか、も大切ですね。

 

 

ホルダーになった教え子さんがサポーターとしてきてくださいました。

また、さらに古い教え子さんが、差し入れを持ってきてくださいました。

どうもありがとうございました~。