· 

就職活動停滞中の学生

私が対応している短大。

3科の学生に対して、就職支援をしております。

1科は、そろそろ終盤で、未内定学生もあと少し。

もう1科も、たぶん、もうすぐ終わるでしょう。

残りの1科が、かなり苦戦しています。

 

昨年度、この科の学生は本当にサクサクと進みました。

7月末の時点で、就活18名のうち、17名が内定者でした。

本年度、就活19名のうち、7月末で6名しか内定者がおりません。

未内定13名。

うち1名については、配慮が必要な学生であるため、今後は個別対応となり、通常の就活とは違う形となりますが。

残りの12名。

さて、どうするか。

このうちの1名は、早くから頑張って活動してきたものの、適性試験や一次面接で残念な結果となっています。

それでも諦めず、今も頑張っています。

問題としては、「器用ではないため並行できそうにない」という理由から、1社ずつしか活動しないこと。

1社の合否結果がでるまで、ほかの会社への活動はストップしてしまうことです。

もちろん、情報収集や履歴書のブラッシュアップには積極的なのですが。

二兎を追うことを、しません。

難しいですね。

 

さぁ残りの11名をどうしましょう。

 

ゆるゆるではありますが、ポツポツ動いている学生は4名くらい?

実は、まだ1社も受けたことがない学生が3名ほどいるのです。

あーもう8月も中旬なんですけどー。

 

話をじっくり聴くことや、動き出すことを待つ、というのもやってはみていますが。

なかなか、動き出せません。

本人いわく、「何がしたいのかわからない。どこに応募した良いのかわからない。決められない。履歴書が書けない。文章を書くのは苦手。自己PRできるものがない。」ということです。

そのために、1年次の授業からいろいろと支援をしてきたのに、どこか他人事だったのでしょう。

なぜ、そのタイミングから自分の将来を真剣に考えなかったのか!

と、今さら責めても仕方ありません。

時間は戻らないのですから。

でも、今から考えていけば間に合うのです。

なのに、「はぁ…」という、なんとも気乗りのしない返事が返ってくるだけです。

ただでさえ暑いのに、頭の中が沸騰しそう(笑)

 

この暑さが落ち着く頃には、本腰を入れてくれるといいなぁと思っています。

できれば、納得感のある職場で、新しい人生の第一歩を、彼らも送れますように…。