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論述試験の形式変更について

先日実施された、国家資格キャリアコンサルタント実技論述試験ですが、試験の形式が変わっておりました。

受験された方、さぞかし驚かれたことでしょうね。

私も、論述試験の形式変更に遭遇したことがあり、非常に驚きました。

 

となると…。

技能検定2級であっても、形式が変わる可能性はあります。

もちろん、それがいつかはわかりません。

ですが、書くべきこと(キャリアコンサルタントとして持つべき視点やスキル)について、変わるわけではないと思います。

論述試験の学習を進めていく際に、現在の設問だけで機械的に練習をすることは、考えたほうがいいのかな、と考えております。

 

問1の相談者が訴える問題であれば、カウンセリングスキルとともに考えてみる。

例えば、感情・認知・行動にわけて、拾い上げていく、などはできそうですね。

問2については、問題だけを列挙するのではなく、根拠と分けて記述してみる、などもいいでしょう。

また、問2について列挙した問題それぞれについて、方策を考えてみるのも、勉強になりますね。

通常であれば、問1→問2の流れを意識して目標を立て、その目標に沿った方策を書きます。

もちろん、合意が得られる関わりが前提です。

それを、目標は置いておき、問題→方策、をいくつも書いてみるのも良いのではないでしょうか。

自己理解不足なら何をするのか。

仕事理解不足ならどうするか。

相談者に合わせて書けるようになるといいですよね。

 

細かく分割してみることで、自分自身のスキルチェックにもなると思います。

 

どんな出題形式になろうとも、ゆるがないスキルが身につくといいな、と思います。