心をコントロールする

試験前ということもあって、気持ちが上下に揺れやすくなっています。

というより、上がりにくいといった方が近いかも知れません。

 

心をコントロールするというのは、なかなか難しいものです。

キャリアコンサルタントとして学んでいることとして、『自己効力感』がありますよね。

成功体験

代理体験

社会的説諭

情動喚起

の4つです。

 

成功体験を思い出すことで、「またできそう」と感じることができ、モチベーションアップに役立ちます。

できたこともあるのであれば、またできる可能性はあるわけです。

 

代理体験としては、ロールモデルという考え方ですよね。

他者の経験を知ることで、やり方を学ぶことができます。

もちろん、試験に関して言えば、必ずしも他者の経験がそのまま自分に当てはまるわけではありません。

でも、モデルの体験を聞くことによって、自身の欲しい答えが得られることもあります。

そしてそれが、安心感にもつながるでしょう。

 

社会的説諭としては、やはり励ましてくれる存在は大きなものです。

相手は誰でもいいわけではありませんが、自分が信頼している人からの支持ほど、安心するものはないでしょう。

 

そして問題が情動喚起。

私はわりと、自分の弱みを他者に見せることを嫌います。

弱いと思われたくないのですね。

「えぇかっこしい」なのです。

これはなかなか辛くてですね。

愚痴ってしまえば楽になるだろうとわかっているのに、愚痴れないのです。

ですが今は、愚痴を吐く相手にも恵まれ、ありがたいことです。

私の愚痴を聞かされている人はたまったもんじゃないと思うのですが(苦笑)

感謝しています。

 

 

と、ここまで書いてきて。

それでもなかなか上がらない自己効力感。

人の心というのは、難しいものです。

 

仕事で活かせる自己効力感については、書籍の中で詳しく書かせてもらいました。

これを研修や教育機会にも使ってもらえるように考えて書いています。

ご興味のある方は、ぜひご一読くださいね。