昨日、今日と2日間にわたり、関係構築レベルアップ対策講座を開催いたしました。
いまさらですが、傾聴に特化してセッションをしていきました。
講座としては、いわゆる「オウム返し」と呼ばれる技法や、気持ちに反射していくこと、理解を伝え返すことなどを強く意識し、お話を聴いていきました。
時間も最大7分しかはかりませんので、とにかく聴くことに集中する、でも能動的なものである、ということを、どこまで定着させていけるのか、という時間を過ごしました。
6名での実施でしたので、自分自身がCCとしてお話を伺うことよりも、観察している時間の方がずっと長かったと思います。
ですが、他の方のセッションを観察することで、より大切なことに気が付いたり、自分自身の癖が客観的にわかったりなど、大きな学びもあったようです。
通常の「ロールプレイを練習して、それを観察する」こととは違い、何を意識するか、何を観察するのか、ということを絞り込んで実施したことにより、集中して学べたのではないかと思います。
受講してくださった方の感想については、今後、許可をいただけましたら、掲載していきます。
次は5月に、問題把握に特化した講座を実施します。
今日の「傾聴」をどこまで維持しながら、アセスメントに入って行くのか、ここが難しいポイントになると思います。
情報収集や質問をしていくことは、相談者の問題を一緒に考えていくにあたり重要なことです。
それでも、一問一答やインタビューにならないよう、基本的な態度は維持しつつ、傾聴のスキルを用いて丁寧に誠実に、また一歩ずつ一緒に進んでいけるよう、学んでいきましょう。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。
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