昨日、2級の振り返り会を行いました。
3名の合格者の方も参加してくださり、良いお話が聞けたかと思います。
たまたまなのですが、3名とも別の事例で受検されておりましたので、それぞれの特徴が良く出たお話でしたね。
また、3名の方が心掛けておられた点やできた点についても、別のお話があったため、さまざまな視点で自身の振り返りにも役立ったのではないでしょうか。
大切なポイントとして、
◆フレームワークやテンプレートに陥らない
〇分たったら要約する、というような、相談者の様子を観察することなく、自身の時間によってテンプレートを作成し、そこに無理やり相談者をはめ込むような面談では一緒に進むことができなくなります。
◆相談者が大切に思っていることは、こちらも最後まで大切にしていく
関係構築においても、また、相談者が考えられている解決したいことを取り扱う、ということにおいても、これは非常に重要なことになります。
◆まずは相談者が考えている「こうだったらいいのに」ということを、気づいたら伝え返し共有していく姿勢を欠かさない
例えそれが難しかったり、矛盾があったりしても、相談者がそうしたいのであれば、それがかなう方法を一緒に考えていく姿勢が、信頼感にはまず欠かせません。
こういったことをコツコツ対話を通していくことで、信頼関係が積みあがっていったのだな、ということが、よくわかる合格者の振り返りでした。
みなさんがこのポイントを課題と気づいたのであれば、それを強化していく、補っていく意識で学習していくとよいでしょう。
また、昨日の会で参加してくださった合格者の方々は、みなさん論述の点数が高かったことも注目したい点となります。
表に出ている会話の中から、重要なポイントを拾い上げる力、それをきちんとまとめて表現できる力、さらに、広い視点でできそうなことや重要なことを頭の中で組み立て企画する力、があったわけです。
これはまさに、会話から拾い上げ、キャッチし、リリースしていく面談に必要な力です。
また、方策のバリエーションや引き出しも、訴えに合ったものが用意されていたのでしょう。
面接の点数を伸ばしていくための学習として、論述に改めて向き合ってみることも、大切だと考えています。
今期の試験に向けて、あとわずかですが指導の枠が残っています。
ぜひ、お問い合わせください。
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