「相談者に寄り添う」という言葉。
論述でも、面接の口頭試問でも、きっと使っている方は多いと思います。
ただ、本当に寄り添っていたのかどうか、ということです。
自分なりに寄り添ってはいた、ということだと思います。
大切なのは、相談者が寄り添ってもらったと感じられるかどうか、です。
試験で言えば、相談者に「私の面談はあなたに寄り添えていましたか?」と聞くことはできません。
その分、試験官から見て、どうだったのかを判断されます。
わかりやすい寄り添いとしては、相談者が発した言葉を使っていく、ということです。
その際、できれば本人の考えや気持ちの言葉を使ってほしいですね。
その言葉は、相談者が相談したいこととしてそのまま使えます。
いわゆる、主訴の共有ですね。
また、方策としては、その気持ちの軽減は使えるでしょう。
さらに、口頭試問でも言うことができます。
相談者の中から出てきた言葉を大切にしていくこと。
それは、こちらもその言葉を使うことで、キャッチし大切にしていることにほかなりません。
こうして繰り返し、その言葉をこちらも使っていくことで、自分のことを大切に考えてくれているのかも、と感じてもらえます。
また、こちらが何度も発するということは、試験官からは見えているわけです。
そうして、「寄り添い」を表現していくことができるといいですね
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