スーパービジョンを受けること

2級技能検定受検をされている教え子さんの中で、すでに継続指導を開始された方々がいらっしゃいます。

発表はまですが、合否に関わらず、継続的に、ということです。

 

現状、月2回の指導となっています。

合格していた場合は、このスケジュールを変更していきます。

月2回から月1回へ。

合格をしていても、定期的に自身の面談力アップを目指していきたい、と考えておられます。

 

先日の指導では、現場で感じたモヤモヤについて、お話をいただきました。

面談をして、「これで良かったのか」「ほかに何か言ってあげられることがあったのではないか」、そう感じたまま終わっている面談について、事例指導をしたわけです。

 

その中で気づいたバイジーさんの課題感ですが、もしかしたら、面接試験でもそこが影響していたのではないか?ということにたどり着きました。

改めて課題に気づき、そのためには、どのような学習をしていくのか、一緒に検討していきました。

 

トータル11回の継続指導です。

先日はその1回目。

残りの10回で、効果的に面談力が上がっていくよう、一緒に頑張っていきます。

 

『スーパービジョン』というと、敷居が高いような気がしてしまいます。

ですが、私がやっている継続指導は、あくまでも『スーパービジョン』という位置づけだと考えています。

もちろん、この継続的、定期的な指導を通して、本人が目指している検定試験に合格するのは、とても嬉しいことです。

ある意味、目標でもあるのでしょう。

でも、キャリアコンサルタントとしての自己研鑽を考えたとき、検定合格だけをゴールにするのは間違えていませんか?ということでもあります。

そこは、あくまでも通過点。

より良い満足を相談者の方に感じてもらうために、正解がないと言われているキャリアコンサルティングに対して、真摯に努力を重ねる必要がある、と言えますよね。

 

少しでも、そのお役に立てれば幸いです。