面談中に自分がやっていることを客観視する

自分自身の面談スキルについて、客観的に見たことはあるでしょうか。

もちろん、試験用のロールプレイ練習において、録音し逐語におこす方は多いと思います。

そこから、いろいろな学びを得ているのだと思うのですが、自身の面談を客観視はできていますか?

客観視するために必要なのは、「概念化する」ということです。

 

ここで相談者がこう言ったから、こう返せばよかった、という、「セリフ」だけにこだわっているのはどうなのでしょうか。

同じ相談者が、同じ言葉を言ってくれるとは限らないのです。

相談者が気持ちを吐露してくださっているのに、自分自身の考えをまず伝えてしまい、受容が不足していた、とか。

まず客観視し、概念化するスキルを磨いていきましょう。

そのためには、古い録音データであっても構わないのです。

 

いくつか繰り返してみることで、自分自身の癖や傾向は見つかるかもしれません。

その際は、能力評価基準や試験の細目などを活用し、キャリアコンサルティングにおいて大切な「すべきこと」を意識してみましょう。