昨年、学習を続けていく中で、「多文化カウンセリング」について気になりました。
これは、外国人の方に対する支援の中で、様々な文化の中で暮らしておられたことをきちんと理解しながら進めていく必要がある、ということで学ぶわけです。
ですが、まず初めに考えるべきことは、「相手の文化を理解」の前に「自分自身の固定観念や先入観、偏見があることを自覚する」ことだそうです。
どれだけ相手を理解できるか、というのは大切なことですが、前提として、自分の中に積み重ねてきた文化があることを自覚しておかなければ、理解できないのではないか、ということだと思いました。
現在の職場では、様々な事情や都合、背景を持つ方々が来られます。
相談員として、つい「普通は」と思ってしまうこと、よくあるような気がしています。
「普通」って、何でしょうね。
自分自身が考える「普通」というのは、自分だけの持つ「常識」でもあります。
ここをきちんと自覚しておかなければ、利用者さんを理解できない、そう感じています。
みなさんは、しっかり自覚できていますか?
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